それぞれの時代
— The Story of History —

1935
 昭和10年 甲戌
     
  出来事
1 8 Elvis Presley 生誕
1 13 獨 ザール人民投票(帰属賛成票が477,119票=93%) → ドイツへの帰属が決定
1 15 第30代東京府知事:横山助成
1 24 ハルハ廟事件
1 31 大江健三郎 生誕
2 12 「日満関税協定」成立
2 18 天皇機関説問題
2 25 貴族院本會議 美濃部達吉 → 「一身上の弁明」演説
2 28 美濃部達吉 → 不敬罪で告発される
2 28 坪内逍遥(77) 死去
2 京大教授:湯川秀樹(28) → 中間子論文「素粒子の相互作用について」発表
3 1 ザール地方 → 正式にドイツへ帰属
3 4 日本共産党 → 壊滅
3 8 忠犬ハチ公(22) 死亡
3 16 独 → ヴェルサイユ條約破棄・再軍備宣言
3 16 在郷軍人会が天皇機関説排撃声明を発表
3 20 速水御舟(42) 死去
3 21 Persia 国号をIranに変更
3 23 衆議院 満場一致で「國體明徴決議」可決
3 26 与謝野鉄幹(63) 死去
4 芥川賞 創設
4 6 愛新覚羅溥儀 日本訪問
4 7 溥儀 → 貞明皇太后を訪問,明治神宮,靖國神社を参拝
4 9 内務省 美濃部達吉著書を発禁・次版改訂処分
4 23 園山俊二 生誕
5 2 溥儀 「日満一体不可分」の宣詔
5 2 暴力團一斉検挙が始まる(約20,000人)
5 11 内閣審議會 発足
5 19 Thomas Edward Lawrence(46) 死去
5 豊田喜一郎 → 試作車・A1型が完成
6 5 ハイラル(海拉爾)事件
6 7 英 第3次 Stanley Baldwin内閣
6 10 「梅津・何應欽協定」
6 27 「土肥原・秦徳純協定」 
6 深井英五 → 第13代日銀総裁に就任
7 1 東京-千葉間の省線電車の電化が完成
7 3 瀬戸内海別府航路 緑丸と千山丸が衝突・沈没(死者86名)
7 9 東京商大事件
7 16 陸軍省 真崎甚三郎が教育総監を更迭
7 16 怪文書「教育総監更迭事情要点」、「軍閥重臣の大逆不逞」が流布される
7 25 第7回 コミンテルン大会 in Moscow
8 1 中國共産党 「八・一宣言(抗日救國宣言)」
8 3 「第一次 國體明徴声明」
8 12 相澤事件(永田事件)
8 20 初代女性アナウンサー・翠川秋子(47) 入水自殺
8 25 田宮二郎 生誕
9 1 直木賞 創設
9 15 「ドイツ人の血と名誉を守るための法律(ニュルンベルグ法)」公布
9 18 美濃部達吉 → 検察の起訴猶予と引替えに貴族院議員を辞職
10 1 第4回 国勢調査実施(総人口=97,697,555万人)
10 3 Ethiopia戦争
10 7 日華会談…「廣田三原則」
10 15 「第二次 國體明徴声明」
11 2 喫茶店毒殺事件
11 4 中国 幣制改革を断行 → 管理通貨制度へ移行
11 15 Philippines連邦共和国 コモンウェルス成立
11 15 肝付兼太(肝付兼正) 生誕
11 17 全日本労働総同盟 発足
11 25 河北省 冀東防共自治委員會(親日政権)成立
11 26 日本ペンクラブ 結成
11 第5回 中國國民党大會
12 1 年賀郵便専用の切手が初めて発売される
12 8 第二次 大本教事件
12 10 寺山修司 生誕
12 18 冀察政務委員會 発足
12 31 寺田寅彦(58) 死去
この年の…
カテゴリー ジャンル 作品
ノーベル賞 物理学賞 ジェームズ=チャドウィック
ノーベル賞 化学賞 フレデリック=ジョリオ=キュリー
ノーベル賞 化学賞 イレーヌ=ジョリオ=キュリー
ノーベル賞 生理・医学賞 ハンス=シュペーマン
ノーベル賞 文学賞 該当者なし
ノーベル賞 平和賞 カール=フォン=オシエツキー
経済 貿易 絹布輸出量 → 史上最高
経済 労働 小作争議件数 → 過去最高
映画 日活 「のぞかれた花嫁」
映画 「お琴と佐助」
映画 「麦よ薔薇のやうに」
文学 川端康成 「雪国」
文学 吉川英治 「宮本武蔵」
学術 和辻哲郎 「風土」
学術 戸坂潤 「日本イデオロギー論」
高垣眸 「怪傑黒頭巾」
「満洲國歌」
「野崎小唄」
「上海リル」
「船頭可愛や」
「二人は若い」
「大江戸出世小唄」
流行 喫茶店(東京だけで15,000店)